雲、流るる・・・

　今朝もふらりと【大阪府泉佐野前島】へ

腰椎椎間板ヘルニアで７月末から入院しなければならなくなり、忙しい中どうしても釣りに行っておきたくなった。
（腰よりも、釣りに行きたい心の病のほうが重症かも・・・）

岬町で４０ｃｍ程度の良サバがまわっているらしいので、ほんとは和歌山北港あたりへ行きたいところであったが、なんやかんやで忙しく、結局いつものところへ



　現場到着し、ジグを投げまくったが生命反応なし、水の色も何か汚い。

辺りが明るくなり、海面を良く見ると不思議な光景。

雑魚キャラの小魚たち（アイナメ、メバル、ガシラ、ギンポ、ウミタナゴ、スズメダイ、クサフグ等ハリセンボンらしきヤツもいた）

が岸際に密集し、よたよたと浮いているものも、１５㎝くらいのちょっと見慣れぬヤツがいたので網ですくってみると、
 
オコゼくんでした。
（こんなやつ、おるんやなぁ。あと１０㎝おおきかったらなぁ・・・でリリース）



結局、定番のタコ釣りに変更するもまったくだめ、地元のおっちゃんに情報収集するも口々に

『今日はあかん、ニガシオや』
（ニガシオ？ですか・・・苦い潮？・・・ルアーについた海水を舐めたが、いつもどうりしょっぱいんですけど・・・）

どうもニガシオのときはタコも魚も沖へでるらしい・・・結局、その後も堤防際にへばりついたタコを１匹だけひっぺ返し納竿とした。



家に帰って、『ニガシオ』について調べてみると・・・

苦潮・・・赤潮のこと。（あ、赤潮のことかいっ！なになに・・・）海中のプランクトンが大量(たいりょう）に発生し，海の色が赤色や褐色(かっしょく）にかわる現象(げんしょう）。プランクトンが海水中の酸素(さんそ）を大量(たいりょう）に消費(しょうひ）するので，魚や貝が死んでしまい，水産(すいさん）物に大きな損害(そんがい）をあたえる。苦潮(にがしお）・厄水(やくみず）・くされ潮(じお）ともいう。
（くさ・・・くされじおって。おぇ～～～、なんか気持ち悪くなってきたorz）